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J-GLOBAL ID:200902227872900159   整理番号:09A1163944

ホルスタイン雌牛に,過剰排卵処置の後の卵胞期の間にストレスをかけることにより,胚の雌性比が上昇するかもしれない

Subjecting Holstein Heifers to Stress During the Follicular Phase Following Superovulatory Treatment May Increase the Female Sex Ratio of Embryos
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 529-533 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: F0766A  ISSN: 0916-8818  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類の性比は,以前,母体のストレスに影響を受けることが示された。我々の先の研究で,卵胞期の間にしばしばスタンチョンに留置され,卵巣の経直腸検査を受けた過剰排卵および人工受精した雌牛から集められた雌胚の比率は,予測された50%より高い傾向があった。本研究の目的は,より多数の雌牛を用いてこの観察の有効性を検査することであった。過剰排卵した雌牛は,凍結精液の1つのバッチを使用し,PGF<sub>2α</sub>処置の56時間後と72時間後に人工授精が行われた。頻繁な捕獲(FC)と,経直腸検査及び/または採血を,PGF<sub>2α</sub>処置(n=13)の36時間後から76時間後まで4時間の間隔で行われた。9頭の雌牛が対照(非処置)として用いられた。7日目の胚は子宮潅流によって回収された。雌と雄の胚は,ループ仲介等温増幅処置を使用して分離された。FC群の雌の移植可能な胚の比率(67.8%,78/115)は,対照群(51.2%,43/84,P<0.05)のそれより有意に高かった。FC群において,過剰排卵処置後の卵胞期の間の血漿コルチゾールの最高濃度は,20.6ng/mlであった。これらの結果は,過剰排卵処置の後で卵胞期の間に雌牛にストレスをかけることが,胚の雌の性比を上昇させるかもしれないことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  繁殖管理 
引用文献 (26件):
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