抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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5ケースの台風について,北西太平洋領域における気圧の計算,北西太平洋領域と地形解像度を上げた日本海領域や浅海域を考慮した東シナ海領域における波浪の計算を実施し,これらから得た台風時の格子点別年最大気圧降下量と格子点別年最大波高資料に対する極値統計解析に基づいて,確率気圧や確率波高の空間分布とその変化を考察した。その結果,1)台風経路の移動は,日本周辺でみれば確率気圧の低下をもたらす。台風発生位置での中心気圧の低下の影響は高緯度地域ほど減少する。2)台風経路の移動に伴い,確率波高は四国の西半分から九州東岸の太平洋側で減少し,東日本・北日本で増大する,などが分かった。