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J-GLOBAL ID：200902228184822710   整理番号：09A0522509

熱的に安定な多孔質配位網目構造体の結晶質→非晶質→結晶質相転移を利用した構築

Formation of a Thermally Stable, Porous Coordination Network via a Crystalline-to-Amorphous-to-Crystalline Phase Transition

著者 (7件)： OHARA Kazuaki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MARTI-RUJAS Javier (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HANEDA Tsuyoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KAWANO Masaki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HASHIZUME Daisuke (RIKEN, Saitama, JPN) ,  IZUMI Fujio (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  FUJITA Makoto (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 131  号： 11  ページ： 3860-3861  発行年： 2009年03月25日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔質配位網目構造体(MOF;配位高分子)の開発の展開について,亜鉛(II)-ポリピリジン錯体に着目し,構造的な特性化などにより検討した。2,4,6-トリス(ピリジン-4-イル)-1,3,5-トリアジン(tptz)とZnI₂との溶液内反応による生成物は,[(ZnI₂)₃(tptz)₂]_∞組成の三次元網目構造体であり,微結晶質粉末(I型;300~473K)の瞬時的な析出,加熱(673K)での非晶質相(II型;473~573K)を経由する結晶相(III型;573K以上)への転移を生じる。高温型の結晶相は熱的に安定であり,多孔質構造を有する。I型及びIII型相の結晶構造的な特徴,II型相の局所構造的な特徴,分子間相互作用特性,III型相のゲスト(ニトロベンゼンなど)収容特性などについても報告した。

シソーラス用語： 窒素複素環化合物 ,  *多孔質体 ,  *ネットワーク構造 ,  構造相転移 ,  ナノ複合材料 ,  亜鉛錯体 ,  ヨウ化物 ,  結晶構造 ,  分子間相互作用 ,  ゲストホスト効果 ,  *配位高分子
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  トリアジン誘導体 ,  微細複合体 ,  *網目構造体

分類 (2件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  トリアジン  (CF07107M)

物質索引 (1件)： 2,4,6-トリス(4-ピリジル)-1,3,5-トリアジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 多孔質 ,  網目構造体 ,  非晶質 ,  相転移 ,  構築