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J-GLOBAL ID：200902228733364532   整理番号：09A0158194

コンクリート中に埋め込んだ各種ICタグの通信性に関する研究

COMMUNICATION PERFORMANCE OF IC-TAGS INSTALLED INSIDE CONCRETE

著者 (4件)： 杉山央 (国土技術政策総合研) ,  大久保孝昭 (広島大 大学院工学研究科) ,  大久保孝昭 (建築研) ,  中島史郎 (建築研)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 15  号： 29  ページ： 9-14  発行年： 2009年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： RFIDは無線通信を使った自動認識技術であり,ICタグ内の情報を,専用の無線通信機器を用いて外部から読み書きする技術である。各種のICタグをコンクリート試験体に埋め込み,各種のリーダ/ライタを用いて通信距離を調査した。得られた主な結果は,1)2.45GHz帯およびUHF帯ではコンクリート中の深さ30mmの位置にICタグを埋め込んでも情報を読み取ることが可能であった,2)材齢4日の情報を読み取ることが可能であった,3)コンクリート中に埋め込んだICタグの周囲にわずかな空気層を設けることにより,読み取り可能距離が長くなった。

シソーラス用語： 情報管理 ,  *情報管理システム ,  *RFID ,  標識 ,  コンクリート ,  鉄筋 ,  UHF【周波数】 ,  *RFIDタグ
準シソーラス用語： *ICタグ

分類 (1件)： ドキュメンテーション  (RA01030F)

引用文献 (5件)：

• 松本慎也. PCaコンクリート部材の施工におけるRFID技術の活用に関する検討. コンクリート工学年次論文集. 2007, 29, 2, 253-258
• 中島史郎. RFIDを活用した建物履歴情報管理手法の開発-システムの概要と改修工事における適用事例-. 日本建築学会技術報告集. 2008, 27, 17-20
• 小川彰一. RFIDタグのPCグラウト充填検査への適用に関する検討. コンクリート構造物の補修・補強・アップグレード論文報告集. 2006, 6, 61-66
• 小川彰一. センサ機能付ICタグの構造物維持管理への適用. セメント・コンクリート. 2007, 725, 28-32
• 山田人司. 無線ICタグ技術活用による建築生産および維持管理の高度化のための基礎実験 その2 リーダー/ライター専用機を用いたPCa部材の情報管理. 日本建築学会学術講演梗概集A-1, 2006. 9. 2006, 821-822

タイトルに関連する用語 (3件)： コンクリート ,  ICタグ ,  研究