文献

J-GLOBAL ID：200902228941050738   整理番号：09A0138351

調整桁式ラーメン高架橋の地震時列車走行性に関する研究

Train Running Quality during Earthquake on Rigid Frame Viaducts

著者 (3件)： 曽我部正道 (鉄道総合技術研) ,  原田和洋 (鉄道総合技術研) ,  渡辺勉 (鉄道総合技術研)
資料名： 鉄道技術連合シンポジウム講演論文集  (鉄道技術・政策連合シンポジウム講演論文集)
巻： 15th  ページ： 383-386  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： L6271A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般的な構造形式である調整桁式ラーメン高架橋を対象に,地震時の列車走行性について解析した。解析では,1)地震時列車走行性の基本性状,2)地震時の位相差が地震時列車走行性に及ぼす影響,について記述した。解析の結果,得られた主な知見は次の通りである。1)構造物を非線形化することにより,慣性力が低減され,また長周期化されるため,列車の走行性は向上する。例えば,L2スペクトルIIの場合では,車輪水平移動量が70mmとなる地表面最大入力加速度が,3.2から4.7m/s²に向上した。2)L2地震動スペクトルIの場合に位相差の影響が大きく,車輪水平移動量が70mmとなる地表面最大入力加速度が,2.2から1.5m/s²に低下した。

シソーラス用語： *鉄道車両 ,  震災 ,  *地震危険度 ,  ラーメン橋 ,  高架橋 ,  走行安定性 ,  変位
準シソーラス用語： 地震災害 ,  地震時走行性 ,  位相差 ,  振動変位 ,  角折れ

分類 (2件)： 鉄道車両設計  (QH02010K) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 桁 ,  ラーメン高架橋 ,  地震 ,  列車 ,  走行性 ,  研究