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J-GLOBAL ID:200902229012687272   整理番号:09A0699698

エタノールのPTR-MS検出におけるヒドロニウムイオン再生に関する重水素標識化研究

A deuterium-labeling study on the reproduction of hydronium ions in the PTR-MS detection of ethanol
著者 (2件):
資料名:
巻: 285  号: 1-2  ページ: 95-99  発行年: 2009年08月01日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロトン移動反応質量分析(PTR-MS)によって,ヒドロニウムイオン(H3O+)のエタノール(C2H5OH)及び重水素標識化エタノール(CD3CH2OH及びCH3CD2OH)の反応を調べた。H3O+のC2H5OHとのプロトン化反応の他に,C2H5+,CH2OH+及びH3O+イオンが生成する三種のフラグメンテーション過程に関与した。本論文で,異なるドリフト管の磁場強度(E/N比)6種を用いたときのこれらチャネル4つについてのブランチング比を報告する。H3O+の重水素標識化エタノール(CD3CH2OH及びCH3CD2OH)との反応で生成するm/z 20のH2DO+イオンを検出することによって,ヒドロニウムイオン(H3O+)を再生するチャネルの寄与を決定した。E/N比108~162Tdの範囲でH3O+イオンの再生は明らかであるが,PTR-MSによるエタノールの検出感度は低いため定量することができず,同定できないものの,反応チャネル1つ以上が存在するものと考察した。このチャネルの寄与はH2DO+とH2Oの間のH/D交換など消滅過程の存在によって,本実験では過小評価される傾向があり,従って未同定の反応チャネル1つ以上はH3O+を再生するチャネルそれ自体であるかも知れない。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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無機化合物一般及び元素  ,  分析化学一般  ,  質量分析  ,  脂肪族アルコール 
物質索引 (1件):
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