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J-GLOBAL ID:200902229212473102   整理番号:08A0241316

二段階プロトン移動反応飛行時間質量分光法による異性化合物の識別

Differentiation of Isomeric Compounds by Two-Stage Proton Transfer Reaction Time-of-Flight Mass Spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 325-331  発行年: 2008年03月 
JST資料番号: W0174A  ISSN: 1044-0305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一般的に使用されたPTR-MS(プロトン移動反応質量分光法)装置,これはH3O+を用いる単一段階PTRを基盤とするが,これで達成されるより多くの選択された揮発性有機化合物(VOCs)の選択的質量分光法(MS)検出を達成するためにプロトン移動反応(PTR)イオン化用の二段階イオン源を研究した。二段階PTRイオン源はH3O+と選択VOC間の初期PTRによりH3O+以外の試薬イオンを発生させ,別のPTRイオン化は試薬VOCの親和力より大きなプロトン親和力を有するVOCsに対してのみ生じた。プロトン付加形態として主ピークを備えているのでアセトン及びアセトニトリルが試薬VOCとして有用であった。二段階PTR-MSを利用して,プロトン親和力の違いにより異性体VOCs(例えば,酢酸エチルや1,4-ジオキサン)を識別した。すなわち,プロトン付加されたアセトンは1,4-ジオキサンからではなく酢酸エチルから[M+H]+イオンが形成された。PTR-MS誘導濃度は容積ppmレベルでFourier変換赤外分光法(FT-IR)により独立して決定された値と定量的に一致した。さらにm/z79(C6H7+)でアルキルベンゼンから形成された干渉断片イオンはベンゼンのプロトン付加を識別することができ,したがってこの方法はベンゼンとアルキルベンゼンが存在する大気試料中のベンゼン濃度の過大評価を防ぐことができる。適切な試薬イオンを選択すれば,この二段階PTR-MSイオン化はアルデヒドやケトンを含めて種々の異性体種を区別するために有用である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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