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J-GLOBAL ID：200902229638363517   整理番号：09A1067993

夏季北太平洋におけるメソ動物プランクトンの下方輸送量の推定:Optical Plankton Counterによる解析

著者 (2件)： 松野孝平 (北大 大学院) ,  山口篤 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2009  号： 春季  ページ： 80  発行年： 2009年03月23日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生物海洋学の目標の一つは海洋における物質循環に果たす生物の役割を定量評価することにある。プランクトンによって粒子状の有機炭素が海洋表層から沈降・除去されて深層に運ばれる過程は生物ポンプ(Biological pump)と呼ばれ,その定量評価は生物海洋学上重要であるが,簡便な定量方法はないのが現状である。実験室型光学式プランクトンカウンター(OPC:Optical Plankton Counter)は短時間に正確な動物プランクトンサイズ組成のデータを得ることができるため,サイズに応じて異なる生物ポンプの定量評価において役立つと考えられるが,その応用例はまだ少ない。本研究は2003~2006年の夏季に北太平洋の西部(165°E)と東部(165°W)の亜熱帯から亜寒帯域において採集されたプランクトン試料をOPCにより解析し,出現個体数とバイオマスのサイズ組成に加えて,サイズ毎に生産量と下方輸送量を推定し,東西及び南北比較を行うことを目的とした。(著者抄録)

シソーラス用語： 北太平洋 ,  *動物プランクトン ,  *鉛直輸送 ,  生物学 ,  循環
準シソーラス用語： 生物ポンプ ,  サイズ組成 ,  下方輸送 ,  南北比較 ,  生物海洋学 ,  物質循環

分類 (1件)： 生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 夏季 ,  北太平洋 ,  動物 ,  プランクトン ,  輸送量 ,  推定 ,  解析