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J-GLOBAL ID:200902229779978744   整理番号:09A0116249

日本の中高年の一般集団における3-フェノキシ安息香酸の尿中排泄

Urinary excretion of 3-phenoxybenzoic acid in middle-aged and elderly general population of Japan
著者 (14件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 175-180  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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合成ピレスロイド(PYR)は農業や屋内の害虫駆除に使われており,その慢性的/低用量曝露がヒトの健康に影響する可能性があるが,PYRへのバックグラウンド濃度曝露のデータは日本ではわずかしかない。本研究ではPYRの主な代謝産物である3-フェノキシ安息香酸(3-PBA)について,日本における一般集団の尿試料中の濃度と分布を検証した。被験者は北海道の酪農および農業地帯の町に住む535人(男性184人,女性351人;61.5±9.8歳,平均±標準偏差)であった。尿中3-PBAが検出限界(LOD)0.02μg/l以上の試料は98%であった。職業的に曝露を受ける農民群(n=87)および残りの職業的な曝露を受けない一般人群(n=448)の尿中3-PBAの幾何平均値は,それぞれ0.38および0.29μg/lであり,<LOD~17.09μg/lの範囲であった。尿中3-PBA濃度は2つの群間で有意差はなかった。さらに,3-PBA濃度はいくつかの国で報告されている値と同程度であった。著者らの知る限りでは,本研究は,職業的非曝露の日本人一般集団においてPYRバックグラウンド環境曝露の尿中3-PBAを生物学的にモニターした最初の報告である。日本での尿中3-PBA濃度をモニターするためには,異なる季節や年齢をカバーする全国的な研究が必要である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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環境汚染一般  ,  農薬  ,  有機化合物の毒性 
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