抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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公立小学校をとりまく子どもの育成支援組織の新体制構築について検討した。育成支援活動を行なっている組織19を設定して,各都道府県別に公立小学校325校を対象に,学校長にアンケートを実施した。その結果,1)育成組織は,構成要素の全体を覆う包括的組織に始まり,複数機能組織,特化機能組織という役割分化の特徴をもち,従来のPTAといった形にとどまらない多様性が示された。2)関係維持が今後も示された組織は,学校運営参加や活動環境整備に取組み,保護者,地域の壮年・高齢層も構成員としている。3)PTAは中心的な存在であるが,今後は主体性が求められている。4)学校単位における組織体制の組み方は多様性に富み,個別性に基づいている。