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J-GLOBAL ID：200902230206101528   整理番号：09A0086204

一方の活性部位で充分 [Ru(tpy)(bpm)(OH₂)]²⁺と[Ru(tpy)(bpz)(OH₂)]²⁺による水の触媒酸化

One Site is Enough. Catalytic Water Oxidation by [Ru(tpy)(bpm)(OH₂)]²⁺ and [Ru(tpy)(bpz)(OH₂)]²⁺

著者 (4件)： CONCEPCION Javier J. (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  JURSS Jonah W. (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  TEMPLETON Joseph L. (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina) ,  MEYER Thomas J. (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 130  号： 49  ページ： 16462-16463  発行年： 2008年12月10日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光化学系などでの水分子酸化過程の様相について,Ru(II)単核錯体を用いる場合を速度論的に検討した。[Ru(tpy)(bpm)(OH₂)]²⁺(及び[Ru(tpy)(bpz)(OH₂)]²⁺)とCe(IV)との組合せでは,水分子の酸化は[Ru^V=O]³⁺中間体を経由して進行し,Ru(II)単核部位が反応に関与する(既報のcis,cis-[(bpy)₂(H₂O)Ru^III(μ-O)Ru^III(OH₂)(bpy)₂]⁴⁺錯体を用いる水分子酸化での[(O)Ru^V-O-Ru^V(O)]⁴⁺中間体を経由する経路(二部位が必要)との相違)。反応機構と経路を推定し,水分子の酸化には,二量体(または高次構造体)は不要と判断した(tpy=2,2′:6′,2′′-テルピリジン,bpm=2,2′-ビピリミジン,bpz=2,2′-ビピラジン,bpy=2,2′-ビピリジン)。

シソーラス用語： *水分子 ,  *接触酸化 ,  ルテニウム錯体 ,  アクア錯体 ,  速度論 ,  セリウム化合物 ,  酸化還元反応 ,  オキソ錯体 ,  反応機構 ,  反応経路 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *触媒酸化

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  均一系触媒反応  (CB06090Q)

物質索引 (4件)： 2,2′:6′,2′′-テルピリジン ,  2,2′-ビピラジン ,  2,2′-ビピリジン ,  2,2′-ビピリミジン

タイトルに関連する用語 (4件)： 活性部位 ,  Ru ,  水 ,  触媒酸化