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J-GLOBAL ID：200902230410971639   整理番号：09A1000986

鋼管杭における水とセメントミルクジェット併用バイブロハンマ工法の開発

Development of vibro hammer method to drive steel pipe pile using water and cement milk jetting

著者 (8件)： 菊池喜昭 (港湾空港技研) ,  山下久男 (新日本製鐵) ,  西海健二 (新日本製鐵 技術開発本部) ,  石濱吉郎 (新日本製鐵 技術開発本部) ,  田中隆太 (新日本製鐵) ,  鈴木勇吉 (調和工業) ,  横山博康 (調和工業) ,  高橋健二 (調和工業)
資料名： 港湾空港技術研究所資料  (Technical Note of the Port and Airport Research Institute)
号： 1196  ページ： 49P  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： F0375A  ISSN： 1346-7840  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,港湾地域で騒音・振動が問題となり,鋼管杭の一般的な工法として用いられている打撃工法が適用できないケースが増加している。その対策工法として,ウォータージェット併用バイブロハンマ工法(以下,JV工法)が採用されてきたが,鋼管杭を支持杭として用いる場合,JV工法ではジェット噴射で地盤を乱すおそれがあるため,JV工法による支持杭の施工が敬遠されている。そこで,騒音・振動対策を図った上で軸方向抵抗力性能の高い鋼管杭工法として『RSプラス』の開発に取り組んだ。本工法では,ウォータージェットを用いることで掘削性の向上と騒音・振動対策効果を計るとともに,杭先端にソイルセメントで根固め部を確実に築造することで,確実な軸方向抵抗力性能を発揮することを期待している。本研究では,根固め部の軸方向抵抗力メカニズムを検討するとともに,ウォータージェット掘削の基本的性質の確認実験,実物大の杭での根固め部築造実験を実施し,施工法を検討した。最後に,実物大の杭を用いて施工法の確認実験,押込み試験を実施した。以上の結果を踏まえて,本工法の施工方法の確立をするとともに軸方向抵抗力特性の設計法の提案を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： 港湾 ,  建設工事 ,  騒音 ,  振動 ,  *噴流 ,  *作業工具 ,  *杭工事 ,  *鋼管杭 ,  ソイルセメント ,  計算機トモグラフィー ,  構造物 ,  護岸 ,  X線 ,  セメントペースト ,  グラウト ,  押抜試験 ,  抵抗 ,  軸方向 ,  力
準シソーラス用語： 港湾工事 ,  工事騒音 ,  工事振動 ,  *ウォータジェット ,  *バイブロハンマ ,  ハンマ ,  RSプラス ,  マイクロフォーカスX線CTスキャン ,  根固め部 ,  押抜き試験 ,  セメントミルク ,  軸方向抵抗力

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (8件)：

• 上薗 晃・竹澤一彦・滝口要之助・高橋邦夫・山下久男・西村真二 (2003): ジェットバイブロ工法で施工した桟橋鋼管杭の支持力とその増大工法について, 土木学会論文集, No.700/VI-54, pp15-29
• 岡原美知夫・福井次郎・中谷昌一・田口敬二・藤村知弘 (1992): 杭頭部とフーチングの結合部の設計法に関する検討, 土木研究所, pp. 123-133.
• 国土開発研究センター (1995): 同時埋設合成鋼管杭工法 (ガンテツパイル), pp. 42-43.
• 国土交通省港湾局監修 (2007): 港湾の施設の技術上の基準・同解説 (下), 日本港湾協会, pp. 588-589.
• 地盤工学会編 (2002): 杭の鉛直押込み試験方法・同解説, pp. 19-59.

タイトルに関連する用語 (8件)： 鋼管杭 ,  水 ,  セメントミルク ,  ジェット ,  併用 ,  バイブロハンマ ,  工法 ,  開発