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J-GLOBAL ID：200902230431024354   整理番号：09A0275275

HIMAC加速器本体室内(B2)における樹脂系中性子遮蔽材の遮蔽性能

Shielding Performance of Neutron Shielding Material Based on Resin in the HIMAC (B2)

著者 (7件)： 奥野功一 (ハザマ 技研) ,  藤澤高志 (放医研) ,  高田栄一 (放医研) ,  安田仲宏 (放医研) ,  野田耕司 (放医研) ,  川嶋元 (放医研) ,  小林育夫 (長瀬ランダウア)
資料名： ハザマ研究年報(CD-ROM)  (Technical Research Report of Hazama Corporation (CD-ROM))
巻： 40  ページ： ROMBUNNO.7  発行年： 2008年12月26日 
JST資料番号： S0160B  ISSN： 1880-2370  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： HIMAC加速器本体室内(B2)に設置されているシートビームプロファイルモニタ(SBPM)のCCDカメラの遮蔽を目的として,同室内における中性子発生源の位置を,加速器リング上に設置した線量計を用いた中性子,X・γ線分布測定により推定した。また,SBPMの位置において樹脂系中性子遮蔽材「エポナイト」とパラフィンの遮蔽性能の測定を試みた。その結果,エポナイトの減衰量は熱中性子に対し1/30,高速中性子に対して1/25となった。同様の測定をパラフィンについても実施し,その結果,熱中性子に対し1/9,高速中性子に対して1/35となった。さらに,中性子発生源における中性子スペクトルを,加速粒子が炭素線400MeV/uの場合について解析により求めた。(著者抄録)

シソーラス用語： *加速器 ,  監視装置 ,  CCDカメラ ,  *中性子ビーム ,  *放射線遮蔽 ,  *プラスチック ,  線量測定 ,  試料台 ,  パラフィンワックス ,  X線 ,  γ線 ,  中性子スペクトル ,  陽子スペクトル ,  医療機器
準シソーラス用語： HIMAC ,  ビームプロファイルモニタ ,  *エポナイト

分類 (2件)： 円形加速器  (BE02020X) ,  建築物のその他の絶縁  (RB01036G)

引用文献 (6件)：

• K. Okuno, Neutron Shielding Material Based on Colemanite and Epoxy Resin, Radiation Protection Dosimetry, Vol.115, No.1-4, pp. 258-261,(2005)
• 藤澤高志, 高田栄一, 安田仲宏, 野田耕司, 川嶋元, 小林育夫, 奥野功一, CCD カメラの放射線遮へいとHIMAC 室 (B2) 内の放射線分布, HIMAC-130,(2008)
• 小山謹二, 奥村芳弘, 古田公人, 宮坂駿一, 遮蔽材料の群定数, JAERI-M 6928,(1977)
• T. Nakamura, L Heilbronn,’Handbook on Secondary Particle Production and Transport by High-Energy Heavy Ion, World Scientific Publishing,(2006)
• H. Iwase, K. Niita and T. Nakamura, Development of General-Purpose Particle and Heavy Ion Transport Monte Carlo Code, Journal of Nuclear Science and Technology, Vol.39, No.11, pp 1142-1151,(2002).

タイトルに関連する用語 (5件)： HIMAC ,  加速器 ,  室内 ,  中性子遮蔽材 ,  遮蔽