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J-GLOBAL ID:200902230476544146   整理番号:08A0693804

サンゴ骨格中の有機物分析による古環境分析の新展開

Implication of organic matter in coral skeletons as proxy for paleoenvironmental reconstruction
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 55-67  発行年: 2008年06月25日 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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造礁サンゴのバイオミネラリゼーションは,その骨格形成に生息地域の環境を記録している可能性がある。古環境解析に関しては,サンゴ骨格の主成分である無機炭酸塩の安定同位体比,微量元素などの分析を行っている。しかしながら,サンゴ骨格中に存在している有機物に注目した古環境解析の研究は,これまでほとんど行われてこなかった。サンゴのバイオミネラリゼーションに関する有機物の分析を,この骨格中の有機分子に注目して行った。ところが,アミノ酸配列の分かったタンパク質については,カルシウムイオン結合能は認められず,サンゴのバイオミネラリゼーションにかかわるタンパク質はいまだに特定されていない。サンゴの有機物は,堆積層中の有機物よりも反応性に乏しく,有用な古環境指標を与える可能性がある。サンゴ骨格中の有機物と無機物の両面の視点から古環境解析を進めることは,有力な手段になるであろう。
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水圏・生物圏の地球化学 
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