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J-GLOBAL ID：200902230637829561   整理番号：08A1111081

蛋白質表面の化学修飾による低極性溶媒中のヘム蛋白質の可溶化

Solubilization of heme proteins in low polar solvents by chemical modification on a protein’s surface

著者 (6件)： NAKAMURA Nobuhumi (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  KODAMA Lin (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  MATSUMURA Hirotoshi (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  SAKAI Shinya (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  YOHDA Masafumi (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  OHNO Hiroyuki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Polymers for Advanced Technologies  (Polymers for Advanced Technologies)
巻： 19  号： 10  ページ： 1430-1435  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： W0503A  ISSN： 1042-7147  CODEN： PADTE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酵素反応は,非水溶液中での方が効率の高いことがある。そのために,表面を改質して,イオン液体を含む低極性非水溶液に溶解させることを試みた。モデルに,チトクロームcとP450を用い,分子量の異なるポリエチレンオキシド(PEO)を共有結合させた。一部は更に疎水性を増すために,ヘキシルアミンを結合させた。その結果,低分子量PEOでは溶解性の向上に限界があったが,ヘキシル基の付加により,溶解性が向上できた。高分子量PEO結合酵素はクロロホルム,および3種イオン液体のいずれにも溶解した。ヘキシル基の導入は,溶液中の蛋白質の構造を変化させた。

シソーラス用語： *可溶化 ,  イオン液体 ,  *チトクロームc ,  *チトクロームP450 ,  ポリエチレンオキシド ,  *非水溶液 ,  酵素反応 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  共鳴Raman散乱 ,  効率 ,  *表面改質 ,  共有結合 ,  疎水性 ,  高次構造 ,  ヘムタンパク質 ,  脂肪族アミン ,  第一アミン ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン

分類 (3件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  融解塩  (CB05050R)

物質索引 (6件)： ヘキシルアミン ,  クロロホルム ,  1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム ,  ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド ,  3-エチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛋白質 ,  化学修飾 ,  極性溶媒 ,  ヘム蛋白質 ,  可溶化