抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,物体同士が完全非弾性衝突するときに生じる力学的エネルギの損失を応用した新しい振動抑制法を提案している。提案手法では,物体間に作用する内力を利用し,衝突時の相対速度と位置とを積極的に制御することで,対象のパラメータに関係なく振動を漸近的に抑することができ(振動抑制法I),また,パラメータが既知のときには,一回の衝突によって,振動を完全に抑制(零にする)ことができる(振動抑制法II)。また,本論文では,上述の振動抑制法をスタッカクレーンの残留振動抑制問題に応用して,残留振動を抑制する手たな方法を考案し,その振動抑制効果を実験的に検証している。(著者抄録)