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J-GLOBAL ID：200902231678854488   整理番号：08A0408944

北半球高緯度海域における気候変動研究-近未来温暖化影響予測に向けた最新の知見-温暖化によるオホーツク海及び北太平洋のオーバーターン弱化

著者 (3件)： 大島慶一郎 (北大 低温科研) ,  中野渡拓也 (北大 低温科研) ,  若土正曉 (北大 低温科研)
資料名： 月刊地球  (地球)
巻： 30  号： 3  ページ： 127-133  発行年： 2008年05月01日 
JST資料番号： L0342A  ISSN： 0387-3498  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オホーツク海での高い海氷生産は,北太平洋表層では最も重い水を生み,北太平洋のオーバーターンの源となる。この50年で,オホーツク海を起源に北太平洋の中層水が昇温化し,オーバーターンが弱化していることが示唆された。温暖化によりオホーツク海の海氷生産量が減少したことによると推測する。オーバーターンの弱化は物質循環・生物生産にも多大な影響を及ぼしうる。(著者抄録)

シソーラス用語： 気候変動 ,  *オホーツク海 ,  *温暖化 ,  予測 ,  *海氷 ,  中層水 ,  昇温 ,  *減少 ,  循環 ,  生物生産
準シソーラス用語： 物質循環

分類 (2件)： 海氷  (DC06050C) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (10件)： 北半球 ,  高緯度 ,  海域 ,  気候変動 ,  研究 ,  未来 ,  温暖化 ,  影響予測 ,  オホーツク海 ,  北太平洋