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J-GLOBAL ID:200902232748894063   整理番号:09A0100746

アニオン応答性超分子ゲル

Anion-Responsive Supramolecular Gels
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号: 36  ページ: 11274-11282  発行年: 2008年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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軟質の素材は適度の流動性と柔軟性を有し,変形し易い機能性物質として関心が高まっている。超分子ゲルは一つ又は複数の非共有結合性反応サイトをゲル化剤分子に導入することによって形成され,大部分のアニオン反応性ゲルはアニオン受容体としてvan der Waalsユニット(アルキル鎖),πスタッキング面,水素結合サイト及び金属配位ユニットが含まれる。アミドベースのアニオン応答性超分子ゲルの事例では,ピロメリト・テトラアミド誘導体のアミドNHユニットは隣接するカルボニル基とのπ共役による分極のためアニオン結合サイトを形成する。尿素ベースのアニオン応答性超分子ゲルの事例でも,NHユニットの分極により尿素分子部分がアニオン認識サイトとなっている。金属配位ゲルではゲル化剤分子の金属への錯化によって組織構造の安定化が維持されているが,外部刺激(アニオン)によるビルディング・ユニットの破壊によって変態を起こす。ジピロリルジケトンBF2錯体から合成されたピロールベースのアニオン応答性超分子ゲルの場合は,水素結合ドナーのNHサイトを持つ2個のピロール環をホウ素架橋アルキル鎖で橋かけ結合した非環式π共役分子である。今後,アニオンやそれらのカウンター・カチオンを利用することにより超分子ゲルの構造や特性を調整したり,制御していくことが可能になるであろう。
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分類 (1件):
分類
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固-液界面 
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