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J-GLOBAL ID:200902232826911093   整理番号:09A0291514

中国産大穂型イネ品種Yangdao 4の栽培実施に対する収量性能,シンクサイズおよび登熟穀粒割合の応答

Responses of Yielding Ability, Sink Size and Percentage of Filled Grains to the Cultivation Practices in a Chinese Large-Panicle-Type Rice Cultivar, Yangdao 4
著者 (5件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 243-256 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2005年と2006年の期間に,中国産高収量大穂インディカ品種Yangdao 4(YD)を,栽培実施に対する収量性能,シンクサイズおよび登熟穀粒割合(PFG)の応答を,ほぼ同じように成長した日本産品種ヒノヒカリ(HH)と比較して調査した。処理は,移植密度と畝当りの株数および深層への肥料の追肥(SAFDL)である。結果から,YDの平均シンクサイズは17~28%で,HHより大き目であり,その原因は穂当りの小穂数が多き目で,穀粒重量が重目であったからである。両品種で高栽植密度とSAFDL処理により著しく大き目のシンクサイズが得られたが,畝当りの株数を変化させたことによる訳ではない。YDのシンクサイズはHHよりも栽培実施に対して一層重大な応答をした。YDの平均PFGは約10%で,HHより高目であった。両品種のPFGは,シンクサイズの増大に伴い低下したが,YDの低下速度は,HHの値の1/3であり,その年間変動はHHよりもYDで少な目であった。結局,YDの収量はHHとは対照的にシンクサイズの増大に伴い増大した。YDの(640~653g・m2の)平均玄米収量は(418~454g・m2の)HHよりも41~51%高目であった。HHと比較して,高いシンクサイズでのYDの安定したPFGは,穂の中の炭水化物蓄積量(△W+△T)の増大,葉鞘+クルム(LS+C)中の大き目なNSC量および高非構造性炭水化物(NSC)/シンクサイズに起因している可能性があった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種  ,  稲作 
引用文献 (46件):
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