文献
J-GLOBAL ID:200902232940311721   整理番号:09A0508746

PCBP2の細胞質プロセシングボディへの選択的局在化

Selective localization of PCBP2 to cytoplasmic processing bodies
著者 (6件):
資料名:
巻: 1793  号:ページ: 878-887  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
プロセシングボディ(Pボディ)はmRNA崩壊及び転写後遺伝子サイレンシングを含む遺伝子発現の調節の重要な段階に関与している細胞質ドメインである。以前に,IRES介在翻訳の促進物質,PCBP2(ポリ(rC)結合蛋白質2)は新規Pボディ成分であることを報告している。興味深いことに,PCBP2はDcp1a陽性Pボディのサブセットのみを補充し,これらの構造間の機能的多様性を反映していると思われる。本研究では,PCBP2の選択的Pボディ局在化について詳細に検討した。Dcp1aとPCBP2間の共局在化研究により,PCBP2はPボディの40%に存在することを明らかにした。PCBP2は大きなPボディに存在すると思われたが,Pボディサイズは唯一の決定因子のように思われず,Pボディのプロマイシン誘導拡大のみはPCBP2陽性Pボディの割合が適度に増加した。蛍光漂白実験によりPCBP2の特異的Pボディへの蓄積は動的過程であることを証明し,蛋白質の転写依存性核-細胞質シャトリング活性に関与しなかった。最後に,PCBP2の密接な関係にあるPCBP1はPCBP2と類似した方法でPボディに局在することが分かった。総合すれば,これらの結果からPボディ間の構成的多様性を確立し,恐らく他のmRNP因子との複合体であるPCBP2はこのような相違を動的に認識し,特異的Pボディに蓄積すると思われた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  細胞構成体一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る