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J-GLOBAL ID：200902232992185651   整理番号：09A1138825

自己集合性ペプチドナノ材料の集合状態を認識するペプチドの親和性に基づくスクリーニング

Affinity-Based Screening of Peptides Recognizing Assembly States of Self-Assembling Peptide Nanomaterials

著者 (3件)： SAWADA Toshiki (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  TAKAHASHI Tsuyoshi (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  MIHARA Hisakazu (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 131  号： 40  ページ： 14434-14441  発行年： 2009年10月14日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ファージディススプレー法により得たヘプタペプチドライブラリーから自己集合ペプチドナノ材料に結合できる新しいペプチドを同定した。βシートペプチドで作製したらせん状のナノ繊維に対する親和性依存的なペプチドスクリーニングを行い,種々の親和性と選択性を持つペプチドを提示するファージクローンを得た。ファージが提示するペプチドを用いた酵素免疫吸着法により,選択したペプチドは標的にナノ繊維特異的に結合することが明らかになった。化学合成したペプチドを用いたドットブロットアッセイにより,Thr-Gly-Val-Lys-Gly-Pro-Glyの配列のペプチド01(p01)は標的のナノ繊維に対して,単量体ペプチドや短いナノ繊維に対するよりもそれぞれ200倍および60倍高い親和定数を示した。以上より,p01は標的ペプチドの集合状態を選択的に認識することが示唆された。また,ATR/IR二次構造解析により,p01は標的のナノ繊維に結合するとランダムコイルから平行βシート構造に変化し,これにより標的繊維に対して高い親和性と特異性を示すようになることも分かった。

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  *材料 ,  自己集合 ,  *スクリーニング ,  遺伝学実験技術 ,  ペプチドライブラリー ,  ブタ ,  β構造 ,  親和性 ,  結合定数 ,  二次構造 ,  *化学結合 ,  *性質 ,  ELISA ,  *ナノ材料 ,  ファージディスプレイ法 ,  結合親和性 ,  *結合特異性 ,  偶蹄類 ,  バイオアッセイ

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 自己集合 ,  ペプチド ,  ナノ材料 ,  集合 ,  親和性 ,  スクリーニング