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J-GLOBAL ID：200902233029699883   整理番号：08A0582602

電磁波伝搬の新論と波源電流の発散特性

New Theory about Electromagnetic Wave Propagation and Divergence Characteristics of Source Current

著者 (1件)： 高橋秀臣 (城所数値解析耐雷研究室)
資料名： 電気学会電磁界理論研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： EMT-08  号： 37-49  ページ： 53-59  発行年： 2008年05月24日 
JST資料番号： Z0909A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者は電磁波伝搬新論を発表し,電磁波が電界Eと磁界Hとが相互に絡み合つて伝搬し,必然的に横波であると言う従来の電磁波伝搬理論は,皮相な見方であることを指摘した。新論によれば電磁波伝搬とは,ベクトルポテンシャルAとスカラーポテンシャルΦと言う空間の歪みが光速で空間を伝搬する現象である。又,スカラーポテンシャルΦの存在は電荷の存在に由来し,それは電流Iの発散に由来する。従って,電流Iの発散が無ければ電荷は存在せず,空間の歪みはベクトルポテンシャルAのみとなる。その場合,理論式の扱いは従来とは異なり,新論に寄らねばならない。ここでは,かかる事情を理論的に解明して電磁波伝搬の式を導き,さらに数値解析ソフトVSTLにより,等価無限長電流源を用いた理想的微小電流源と無限長電流源,さらにはλ/2のアンテナについてのシミュレーション解析により,新論の妥当性検証を行うことが出来た。

シソーラス用語： *電磁波伝搬 ,  波源 ,  *解析
準シソーラス用語： *理論解析

分類 (2件)： 電波伝搬一般  (ND05010Q) ,  電磁気学一般  (BD01020N)

引用文献 (5件)：

• 高橋秀臣. 電磁波伝搬新論とその検証. 第36回電磁界理論研究会. 2007, EMT-07-115-137, 85-90
• 高橋秀臣. 電磁波伝搬新論とその検証 (その2). 電子情報通信学会研究報告 [フォトニックネットワーク]. 2008, PN2007-38, 5-10
• 高橋秀臣. 電磁波伝搬新論の改良とその検証. 電子情報通信学会技術研究報告 [アンテナ・伝搬]. 2008, AP2008-9, 45-50
• 野田琢. FDTD法に基づくサージ解析コードの開発
• UMAN, M. A. The electromagnetic radiation from a finite antenna. Amer. J. Physics. 2000, 43, 33-38

タイトルに関連する用語 (3件)： 電磁波伝搬 ,  波源 ,  発散