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J-GLOBAL ID:200902233162470201   整理番号:09A0062665

ステンレスピン挿入による歴史的組積造建造物の耐震改修-その1 補強煉瓦壁の繰返し面外曲げ実験-

SEISMIC RETROFIT OF HISTORIC MASONRY CONSTRUCTIONS BY INSERTING STAINLESS PINS-Cyclic out-of-plane flexural experiments of reinforced brick walls: Part I-
著者 (6件):
資料名:
号: 635  ページ: 167-176  発行年: 2009年01月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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無補強煉瓦壁試験体2体及びピンニング補強煉瓦壁試験体12体の繰返し面体曲げ実験を実施した。その結果,1)制御変位の正側と負側で履歴特性が大きく異なること,2)ピンの挿入本数や径の単純な増加は,強度劣化性状を悪化させうること,3)煉瓦の長手面が並ぶ段の上部からピンを挿入する場合と,小口面が並ぶ段の上部からピンを挿入する場合では,後者の方が履歴特性の非対称性やピンの径と本数の増加に伴う強度劣化性状の悪化を抑えられること,4)平行挿入の場合は目地破壊面の形状が不安定であり,ある載荷方向ではピンが引張要素として作用しないこと,5)ピンを交差させて挿入し,ピン挿入形式の非対称性を解消することで,すべてのピンを平行に挿入する場合に観察された,繰返し載荷時の履歴特性の非対称性の問題や,階段状目地破壊の発生に伴う急激な耐力劣化の問題を解消できること,などが分かった。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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建築物の耐震,免震,制震,防振  ,  その他の構造材料による構造 
引用文献 (17件):
  • 内閣府都市再生本部. 歴史的なたたずまいを継承した街並み・まちづくり協議会報告書. 2003
  • 日本コンクリート工学協会. 建築・土木分野における歴史的構造物の診断・修復研究委員会報告書. 2007
  • 日本建築構造技術者協会. 構造レトロフィット, 特殊耐震・免震・制震改修の事例. 2001
  • 耐震総合安全機構. 耐震改修実例50, 工期, コストの実態から診断, 設計, 施工のノウハウまで. 2007
  • PLECNIK, J. Strengthening of Unreinforced Masonry Buildings. ASCE Journal of Structural Engineering. 1986, 112, 1070-1087
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