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J-GLOBAL ID：200902233847267360   整理番号：08A0478448

自発的アプローチは,効果的な環境政策の手段となるか?環境管理システムの事例

Is a voluntary approach an effective environmental policy instrument? A case for environmental management systems

著者 (5件)： ARIMURA Toshi H. (Resources for the Future, 1616 P Street, NW, Washington, DC 20036, USA) ,  ARIMURA Toshi H. (George Mason Univ., Fairfax, VA, USA) ,  ARIMURA Toshi H. (Sophia Univ., Tokyo, JPN) ,  HIBIKI Akira (National Inst. for Environmental Studies, JPN) ,  KATAYAMA Hajime (Univ. of Sydney, AUS)
資料名： Journal of Environmental Economics and Management  (Journal of Environmental Economics and Management)
巻： 55  号： 3  ページ： 281-295  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： H0425B  ISSN： 0095-0696  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： OECD調査から得られた日本の施設レベルのデータを用いて,ISO14001の実施と環境報告書の公開が施設の環境パフォーマンスに及ぼす影響を推定した。以前の研究の大部分が有毒物質の排出量の指標に着目していたが,本研究では,文献では調査されてこなかった,天然資源の使用,固形廃棄物の発生,流出廃水の3つの領域の影響を検証する。また,本研究は,ISO14001の効果を環境規制と関連づけて考察しているという点で特徴的である。研究結果は,以下のようにまとめられる。第一に,ISO14001と報告書の公開のいずれも,3つの影響を軽減させる。ISO14001は,廃水を除くすべての領域において,より効果的であると思われる。第二に,環境規制によってISO14001の効果が弱まることはない。第三に地方自治体が提供する援助計画(自発的アプローチ)は,施設のISO14001採用を促進している。これらの研究結果により,政府が指揮管理と自発的アプローチを同時に使用できることが分かった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *環境政策 ,  環境管理 ,  経済協力開発機構 ,  日本 ,  ISO規格 ,  報告書 ,  業績評価 ,  *法規制 ,  環境報告書 ,  環境パフォーマンス ,  環境規制
準シソーラス用語： *自発的アプローチ ,  OECD ,  ISO14001

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 環境政策 ,  環境管理システム