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J-GLOBAL ID:200902234105087678   整理番号:09A0905375

生理的コアクチベータEWSとキメラOCT4/3によるヒト細胞の間葉からの胚性不完全遷移

Mesenchymal to embryonic incomplete transition of human cells by chimeric OCT4/3 (POU5F1) with physiological co-activator EWS
著者 (17件):
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巻: 315  号: 16  ページ: 2727-2740  発行年: 2009年10月01日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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POU5F1(OCT4/3として一般的に知られている) は幹細胞マーカーの1つで,胚性幹細胞における分化の方向に影響する。間葉由来細胞が胚性表現型を獲得するかどうかを調べるために,転座により潜在的EWSプロモータにより駆動される生理的コアクチベータEWS(EWSR1遺伝子の産物)を持ちキメラOCT4/3遺伝子を過剰発現するヒト中胚葉由来細胞を調製した。この細胞はNANOGのような胚性幹細胞遺伝子を発現し,間葉表現型を失い,免疫不全マウスの皮下組織への移植では胚性幹細胞様胞状構造を示した。マイクロチップ分析と細胞表層分析による階層分析は,これらの細胞がヒト胚性幹細胞のグループと胚性癌腫細胞に分類されることを示した。これらの結果は潜在的cis-調節性エレメントと融合コアクチベータとの共同でOCT4/3遺伝子により,間葉由来細胞が胚性表現型細胞にまで遡ることが可能なことを示した。本研究においてキメラOCT4/3過剰発現により調製した細胞は,胚性細胞の維持と細胞アイデンテティー変化に必要な複雑性に必要なOCT4/3が関与する細胞可塑性に関する知見を示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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発生と分化 

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