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J-GLOBAL ID：200902234203309794   整理番号：08A0419660

アンモニアの存在下でのPVCの水熱処理による脱塩素

Hydrothermal dechlorination of PVC in the presence of ammonia

著者 (4件)： HASHIMOTO Koichiro (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  SUGA Shyoji (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  WAKAYAMA Yutaka (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  FUNAZUKURI Toshitaka (Chuo Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 43  号： 7  ページ： 2457-2462  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加熱された溶融塩浴に浸漬した半バッチ式の反応器に,塩化ビニールを入れて10MPaの圧力,493~523Kの温度で,アルカリを含む水と反応させて,脱塩素を試みた。アルカリとしてはアンモニアが最適で,その濃度と共に脱塩素速度は上昇した。その反応は,膨潤開始,脱塩素の主反応,残存塩素の拡散除去の三段階からなることが分った。温度は脱塩素の主反応に大きく影響し,最適条件では残渣中の塩素は殆ど除去できた。残渣のSEM観察によりアンモニアによる特異的な膨潤と塩素の脱出孔が観察され,アルカリとしてNaOHより優れた効果を確認した。

シソーラス用語： *ポリ塩化ビニル ,  熱処理 ,  *アンモニア ,  *脱塩素 ,  水 ,  濃度依存性 ,  反応速度 ,  膨潤 ,  拡散 ,  *水熱処理
準シソーラス用語： PVC【重合体】

分類 (2件)： 高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  ハロゲン含有重合体  (YH07100Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： アンモニア ,  PVC ,  水熱処理 ,  脱塩素