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J-GLOBAL ID:200902234294240783   整理番号:08A1224851

クロマグロ由来の3種類のペプシノーゲンの構造的及び系統発生的比較:魚類ペプシノーゲンの分子進化

Structural and phylogenetic comparison of three pepsinogens from Pacific bluefin tuna: Molecular evolution of fish pepsinogens
著者 (11件):
資料名:
巻: 152  号:ページ: 9-19  発行年: 2009年01月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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クロマグロ(Thunnus orientalis)の三種類のペプシノーゲン(PG1,PG2及びPG3)のアミノ酸配列を,対応cDNAのクローニング及びヌクレオチド配列により推定した。PG1,PG2及びPG3のプレフォームのアミノ酸配列は,単一ペプチド(各々16残基),プロペプチド(各々,41,37及び35残基)及びペプシン部分(各々,321,323及び332残基)から構成されていた。アミノ酸配列比較及び系統発生分析から,PG1及びPG2がペプシノーゲンAファミリーに属し,PG3がペプシノーゲンCファミリーに属することを示した。三次構造のホモロジーモデリングにより,以前に見出されているヘモグロビンに対するPG2の極めて高特異性の活性が,S1′-ループ領域の複数の残基の特徴的な欠失に部分的に起因することを示唆した。この欠失は,蛋白質や大きなポリペプチドをより効率的に収容するように活性部位クレフトの空間を広げた。今日までに利用可能なマグロや他魚類のペプシノーゲン配列を含めて,魚類ペプシノーゲンの進化に関して分子系統発生比較を行った。哺乳類と同様に魚類において生じたペプシノーゲン(ペプシン)の機能的分岐が,魚類生理学の種々の側面における違いと相関することを示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  進化論一般 
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