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J-GLOBAL ID:200902234498835727   整理番号:08A0911189

モデル地中式火薬庫の大規模爆発実験

Large-scale explosion experiment of a model underground magazine
著者 (6件):
資料名:
巻: 69  号: 3-4  ページ: 123-128  発行年: 2008年08月31日 
JST資料番号: F0476A  ISSN: 1347-9466  CODEN: STEMCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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モデル地中式火薬庫周囲の爆風伝播特性を調査するために,大規模の野外爆発実験を実施した。火薬庫のトンネル部と薬室部は円筒形の鋼管でモデル化され,薬室部奥は補強された蓋が溶接された構造である。爆風計測のため,一方向に3点で4方向にピエゾ圧力計を設置し,爆風の静水過圧を計測した。ペントライト伝爆薬と線爆発型特殊雷管を使用して,薬量1.2~30kgのTNT爆薬を起爆した。基準爆風圧データ収集のため,薬量1kgと30kgのTNT爆薬の地表爆発も実施した。その結果,換算距離が同一の場合,ピーク過圧は方位角が増加すると大きく減衰することが確認された。また方位角60度以内のピーク過圧は,地表爆発の結果より高めであることが明らかになった。以上よりモデル地中式火薬庫周囲の爆風の指向性は近距離では顕著であるが,距離とともに指向性は低下すること,実験した範囲内では,遠方でも若干の指向性は存在することを確認した。さらに本結果は,著者らのこれまでの一連の小規模モデル実験(TNT薬量1kgと0.6g)の結果とも一致する傾向であることが確認された。これより,モデル地中式火薬庫周囲の爆風伝播に関して相似則が成立することが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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爆薬工業一般  ,  燃焼一般 
引用文献 (11件):
  • SKJELTORP, A. T. Proc. of the Fifth International Symposium on Military Application of Blast Simulators, Stockholm, May, 1977. 1977, 6:7:1
  • MILLINGTON, C. F. Minutes of the Twentieth Explosives Safety Seminar, 1982. 1982, 1285
  • NAKAHARA, S. Kogyo Kayaku. 1985, 46, 219
  • KINGERY, C. N. Technical Report BRL-TR-3012. 1989
  • NAKAYAMA, Y. Kayaku Gakkaishi. 1998, 59, 275
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