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J-GLOBAL ID：200902234598909590   整理番号：09A1203537

Au(111)上でのアルカンチオールの脱着プロセスへの立体障害の影響

Effect of Steric Hindrance on Desorption Processes of Alkanethiols on Au(111)

著者 (6件)： HAYASHI Tomohiro (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  HAYASHI Tomohiro (RIKEN, Saitama, JPN) ,  WAKAMATSU Kenji (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  ITO Eisuke (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HARA Masahiko (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  HARA Masahiko (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 113  号： 43  ページ： 18795-18799  発行年： 2009年10月29日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脱着の挙動への分子構造の影響に焦点を当て,X線光電子分光法(XPS)によって特性評価された化学吸着状態を比較することによって異なる長さのアルキル鎖を有する通常のアルカンチオールおよびシクロヘキサンチオール分子の脱着プロセスを研究した。得られた結果から,チオール誘導体の分子構造が熱脱着においてチオラート分子の二量体化が発生するかどうかを決定的に支配することが明白に示された。バルキー基の分子への導入によるチオラート分子の二量体化の抑制によって,Au(111)上でのアルカンチオールの自己組織化単分子膜の熱安定性が大きく改善されることが期待できることを示した。

シソーラス用語： *金 ,  *チオール ,  *脱着 ,  *立体障害 ,  分子構造 ,  X線光電子分光法 ,  化学吸着 ,  鎖長効果 ,  二量化 ,  自己組織化 ,  単分子層 ,  熱安定性 ,  熱脱着スペクトル

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： シクロヘキサンチオール

タイトルに関連する用語 (5件)： Au ,  アルカンチオール ,  脱着 ,  プロセス ,  立体障害