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J-GLOBAL ID：200902234923829558   整理番号：08A1247326

三角格子反強磁性体におけるスピン-カイラル強誘電分域の磁気電気制御

Magnetoelectric control of spin-chiral ferroelectric domains in a triangular lattice antiferromagnet

著者 (4件)： KIMURA Kenta (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NAKAMURA Hiroyuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OHGUSHI Kenya (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  KIMURA Tsuyoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 78  号： 14  ページ： 140401.1-140401.4  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 面外120°構造を示す三角格子反強磁性体(TLA)CuCrO₂単結晶の磁気的および誘電的性質を調べた。Bi₂O₃フラックスから単結晶を成長させた。CuCrO₂がT_N2≒24.2KおよびT_N1≒23.6Kでおそらく共線反強誘電構造および面外120°スピン構造への磁気相転移を受けることを見出した。ほぼT_N1と₂で二つのピークを示す比熱の温度プロファイルによりこれを確認した。T_N1で三角格子面に沿って強誘電分極が発達することを見出した。面外120°スピン構造を示す三角格子反強誘電体は,電場および磁場を用いることによりスピン-カイラル強誘電分域構造を独特に制御するための機会を提供する。

シソーラス用語： *反強磁性体 ,  *三角格子 ,  格子模型 ,  *強誘電体 ,  *分域 ,  単結晶 ,  フラックス法 ,  *クロム酸塩 ,  *銅化合物 ,  磁気転移 ,  カイラル対称性 ,  磁気構造 ,  *磁気電気効果
準シソーラス用語： スピン-カイラル強誘電分域

分類 (1件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 三角格子 ,  反強磁性体 ,  スピン ,  カイラル ,  強誘電分域 ,  磁気 ,  電気制御