文献

J-GLOBAL ID：200902234929431920   整理番号：09A0429036

ターミナルレーダー管制シミュレータの開発と管制指示方法に関する基礎的分析

DEVELOPMENT OF A TERMINAL RADAR APPROACH CONTROL SIMULATOR AND FUNDAMENTAL ANALYSIS OF AIR TRAFFIC CONTROL METHOD

著者 (3件)： 屋井鉄雄 (東京工業大学 大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻) ,  平田輝満 (財団法人運輸政策研究機構運輸政策研究所) ,  高田潤一郎 (株式会社オリエンタルコンサルタンツ(元東京工業大学修士課程))
資料名： 土木学会論文集 D(Web)
巻： 65  号： 2  ページ： 88-100 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： U0105A  ISSN： 1880-6058  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2010年の羽田空港再拡張により発着容量は現在の1.4倍となる予定であるが,将来の航空市場の動向によっては再び首都圏の空港容量が不足することも考えられる.また容量の不足がなくとも,狭い空域で多くの航空機を扱うことを強いられている羽田の進入管制において,如何に安全性を確保しながら効率性を向上するかは,極めて重要な課題であろう.これらの検討には現状の進入管制の方法を正確に理解し,容量拡大に繋がる柔軟な滑走路運用方法や,そのための空域での対応方法について分析する必要がある.本研究では,そのためのデータ取得や管制運用方法の分析ツールとして独自のターミナルレーダー管制シミュレータの開発を行い,さらに,本シミュレータによる簡易な管制実験から,取得データの特徴と将来的な用方法について分析を行った.(著者抄録)

シソーラス用語： *空港 ,  *航空交通管制 ,  *シミュレータ ,  効率化 ,  進入着陸システム ,  航空機 ,  容量 ,  技術開発 ,  指導 ,  改変

分類 (1件)： 航空交通管制・航法施設  (TE01030T)

引用文献 (22件)：

• 1) EUROCONTROL: Report on Punctuality Drivers at Major European Airports, 2005.
• 2) Tether, B. S. and Metcalfe, J. S.: Horndal at Heathrow ? Capacity creation through co-operation and system evolution, Industrial and Corporate Change, Vol.12, No.3, pp.437-476, 2003.
• 3) FAA: New York/New Jersey/Philadelphia Airspace Redesign−Record of Decision, 2007.
• 4) Pitfield, D. E. and Jerrard, E. A.: Monte Carlo Comes to Rome: a note on the estimation of unconstrained runway capacity at Rome Fiumucino Internarional Airport, Journal of Air Transportation Management, Vol.5, pp.185-192, 1999.
• 5) Ignaccolo, M.: A Simulation Model for Airport Capacity and Delay Analysis, Transportation Planning and Technology, Vol.26, No.2, pp.135-170, 2003.

タイトルに関連する用語 (6件)： ターミナル ,  レーダー ,  シミュレータ ,  開発 ,  基礎 ,  分析