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J-GLOBAL ID：200902235189851889   整理番号：09A0168566

Jumonji(Jarid2)蛋白質複合体はヒストンH3-K9のメチル化によりサイクリンD1発現を抑制する

A Jumonji (Jarid2) Protein Complex Represses cyclin D1 Expression by Methylation of Histone H3-K9

著者 (9件)： SHIRATO Haruki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OGAWA Satoko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKAJIMA Kuniko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  INAGAWA Masayo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KOJIMA Mizuyo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TACHIBANA Makoto (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SHINKAI Yoichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKEUCHI Takashi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKEUCHI Takashi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 2  ページ： 733-739  発行年： 2009年01月09日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Jumonji(Jmj,Jarid2)ファミリーの多くのメンバーはヒストンデメチラーゼであるが,著者らのJmjにはこの活性がないにもかかわらずサイクリンD1のプロモーターに結合して遺伝子発現を抑制することをすでに報告したので,この機構を詳しく解析することにした。Jmjを含む複合体はヒストンH3-K9に対するヒストンメチルトランスフェラーゼG9aとG9a様蛋白質(GLP)を含み,Jmjを細胞内で発現するとG9aとGLPがサイクリンD1プロモーターに動員され,H3-K9をメチル化した。G9a単独でなくGLPも同時に不活性化するとこのメチル化が低下し,JmjによるサイクリンD1の発現抑制を阻止できた。したがって,Jmjファミリーの中には複合体の相手を介してヒストンのメチル化により遺伝子発現調節するものも存在することが示された。

シソーラス用語： タンパク質複合体 ,  ヒストン ,  *タンパク質メチルトランスフェラーゼ ,  免疫沈降反応 ,  培養細胞 ,  3T3細胞 ,  siRNA ,  *サイクリンD1 ,  プロモーター領域 ,  マウス ,  *N-メチルアミノ酸オキシダーゼ ,  核タンパク質
準シソーラス用語： 293T細胞 ,  G9a ,  G9a様蛋白質 ,  GLP【蛋白質】 ,  Jarid2 ,  NIH 3T3細胞 ,  クロマチン免疫沈降 ,  ヒストンH3 ,  ヒストンデメチラーゼ ,  *ヒストンメチルトランスフェラーゼ ,  *Jumonji

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： Jumonji ,  蛋白質複合体 ,  ヒストンH3 ,  メチル化 ,  サイクリンD1 ,  発現