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J-GLOBAL ID：200902235304900252   整理番号：09A0136548

自律分散システム技術の動向とそのICカード切符システムにおける応用

Trend of Autonomous Decentralized System Technol. and Their Application in IC Card Ticket System

著者 (2件)： MORI Kinji (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  SHIIBASHI Akio (East Japan Railway Co., Tokyo, JPN)
資料名： IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)  (IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： E92-B  号： 2  ページ： 445-460  発行年： 2009年02月01日 
JST資料番号： L1369A  ISSN： 0916-8516  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 技術の進歩は,漸進的な革新とその社会への実現により確保される。自律分散システム(ADS)は,1977年に最初に提案されて以来発展してきた。それ以来,ADS技術とその実現は,発展する市場,科学,技術と相互作用してきた。ADS概念は生物学的類推について提案され,その技術は変化し拡大する要件に従い前進してきた。これらの技術は,今では要件とシステム構造を基礎として6世代にカテゴリー化できるが,ADS概念とそのシステムアーキテクチャは変わっていない。システムに対する要求は,運用指向,大量サービス指向,パーソナルサービス指向のカテゴリーに分割できる。さらにこれらの技術は均質システム構造で実現されてきたが,次の段階として不均質システム構造で実現されよう。これらの技術は,製造,電気通信,情報提供/利用,データセンター,輸送,などに広く適用され,世界中で実際の運用に成功を収めてきた。特にADS技術は,料金徴収と電子商取引用のICカード切符システム(ICCTS)であるSuicaに適用された。このシステムは規模と機能性が拡大しているだけではなく,その要素は運用を停止することなくほとんど毎日修正されている。このシステムとその技術を,ここで述べる。最後にADSの将来方向を論じ,その一つの技術を示す。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *自律分散系 ,  技術進歩 ,  類推 ,  システム構造 ,  カテゴリー ,  システムアーキテクチャ ,  運用 ,  サービス ,  均一性 ,  不均一性 ,  ICカード ,  乗車券 ,  取引 ,  システム評価 ,  信頼性 ,  市場構造 ,  クライアントサーバシステム ,  ゲートウェイ ,  電子商取引
準シソーラス用語： 技術動向 ,  *非接触ICカード

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (58件)：

• IEEE Trans. Autom. Control. 1978, AC-23, 2, 105-371
• BARRITT, W. D. Centralized control system for appliances. IEEE Trans. Ind. Appl. 1988, 24, 2, 328-331
• CICIANI, B. A hybrid distributed centralized system structure for transaction processing. IEEE Trans. Softw. Eng. 1990, 16, 8, 791-806
• JENG, M. A distributed management scheme for partitionable parallel computers. IEEE Trans. Parallel Distrib. Syst. 1990, 2, 1, 120-126
• Computer. 1991, 24, 8

タイトルに関連する用語 (5件)： 自律分散システム ,  動向 ,  ICカード ,  切符 ,  応用