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J-GLOBAL ID：200902235430850929   整理番号：09A0655644

YVO₄:Bi³⁺,Eu³⁺ナノ蛍光体の光ルミネセンス特性に及ぼす均一Bi³⁺ドーピング過程の影響

Effects of the homogeneous Bi³⁺ doping process on photoluminescence properties of YVO₄:Bi³⁺,Eu³⁺ nanophosphor

著者 (4件)： TAKESHITA Satoru (Dep. of Applied Chemistry, Fac. of Sci. and Technol., Keio Univ., 3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama 223-8522, JPN) ,  ISOBE Tetsuhiko (Dep. of Applied Chemistry, Fac. of Sci. and Technol., Keio Univ., 3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama 223-8522, JPN) ,  SAWAYAMA Tomohiro (SINLOIHI Co. Ltd., 2-19-12 Dai, Kamakura 247-8550, JPN) ,  NIIKURA Seiji (SINLOIHI Co. Ltd., 2-19-12 Dai, Kamakura 247-8550, JPN)
資料名： Journal of Luminescence  (Journal of Luminescence)
巻： 129  号： 9  ページ： 1067-1072  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： D0731A  ISSN： 0022-2313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 15at%の高濃度Bi³⁺のYVO₄:Bi³⁺,Eu³⁺ナノ蛍光体をBi³⁺源(イットリウム及びユーロピウム(III)の硝酸塩),並びにオルトバナジン酸ナトリウムからクエン酸の存在下低温水性沈着により合成した。ビスマス(III)硝酸塩のエチレングリコール溶液をBi³⁺源として用いると,85°Cで熟成過程で約20nmサイズのYVO₄:Bi³⁺,Eu³⁺ナノ蛍光体が副生成物なしで結晶化し,結晶性YVO₄へ結合したBi³⁺及びBi²⁺の含有量は透過型電子顕微鏡,X線回折及びX線蛍光分析により確定されるようにそれぞれ名目上の含有量に近い。ナノ蛍光体は,Bi³⁺-V⁵⁺電荷移動の励起の下でのEu³⁺のf-f遷移に対応するそれらの赤色発光を示す。結晶化の完了後熟成を継続すると,ナノ蛍光体の光ルミネセンスの強度は一定値に達する。それは,光ルミネセンス強度がBi³⁺イオンの不均一ドーピングのため持続的熟成後に減少し,濃度クエンチングが起る以前の筆者らの研究との比較での挙動改善である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *バナジウム酸塩 ,  *イットリウム化合物 ,  *蛍光体 ,  *ドーパント ,  *ユウロピウム ,  *カチオン ,  *光ルミネセンス ,  *ビスマス ,  化学合成 ,  ナノ結晶 ,  電子遷移 ,  透過型電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  蛍光X線分析 ,  励起スペクトル ,  発光スペクトル
準シソーラス用語： X線蛍光分析 ,  *バナジン酸イットリウム

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ蛍光体 ,  光ルミネセンス ,  ドーピング ,  過程