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J-GLOBAL ID:200902235500813414   整理番号:08A0602217

シアノ架橋型コバルト-タングステン酸塩二種金属集合体の結晶構造,電荷移動誘起スピン転移,及び光可逆磁性

Crystal Structure, Charge-Transfer-Induced Spin Transition, and Photoreversible Magnetism in a Cyano-Bridged Cobalt-Tungstate Bimetallic Assembly
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 3048-3054  発行年: 2008年05月13日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子系磁石分野で積極的に研究されているシアノ架橋型金属集合体について,既報の光誘起磁化の観察を基に,CoII3[WV(CN)8](ピリミジン)4・6H2O固体が類似した2種類の結晶構造(1,2)を有することを報告した。前駆体水溶液を混合,沈殿を濾過,洗浄,風乾する方法で1を合成,また1の水溶液を長時間保持して2を調製し,ICP-MS分析などで同定した。SEM観察で形態,微細構造を調べ,粉末X線回折データからRietveld法で構造解析した。また,FTIR及び紫外-可視反射スペクトルを測定し,SQUID磁気計で磁化率及び磁化の温度依存性などを調べた。磁気計中の1の試料にレーザ光照射(840及び532nm光)する極低温での磁化測定で光磁気効果を調べ,またIRスペクトルの光可逆変化も同様に測定した。化合物1は90Kの大きな熱ヒステリシスループをもつ電荷移動誘起スピン転移及び常磁性/強磁性状態間の光可逆磁気効果を示すこと,光誘起相は40K高いCurie温度と12kOeの大きな保磁力を示すことなどが分かった。
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分類 (3件):
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第6族,第7族元素の錯体  ,  その他の無機化合物の結晶構造  ,  その他の無機化合物の磁性 
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