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J-GLOBAL ID：200902236297509212   整理番号：08A0172216

Schiff試薬を含浸した多孔質ガラスを用いたホルムアルデヒド検知装置の開発

Development of formaldehyde sensing element using porous glass impregnated with Schiff’s reagent

著者 (5件)： MARUO Yasuko Yamada (NTT Energy & Environmental Labs, JPN) ,  NAKAMURA Jiro (NTT Energy & Environmental Labs, JPN) ,  UCHIYAMA Masahiro (National Inst. of Environmental Studies, JPN) ,  HIGUCHI Masanori (Toyo Univ., JPN) ,  IZUMI Katsuyuki (Toyo Univ., JPN)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 129  号： 2  ページ： 544-550  発行年： 2008年02月22日 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホルムアルデヒドを検出するためのセンサー装置を開発した。このセンサー装置はSchiff試薬と酸を含浸した多孔性ガラスから構成される。このセンサー装置はホルムアルデヒドに露出するとその色を黄色から紫色に変え,吸収ピークは波長570または580nmに出現する。ホルムアルデヒドへの露出跡のセンサー装置の570と580nm吸収と露出ホルムアルデヒド濃度の対数間に擬線形関係が存在する。またこのセンサー装置は集積型としてではなく可逆型として働く。一度露出したセンサー装置の570または580nmの吸収は低濃度ホルムアルデヒド環境に露出されるとき減少する。これらの結果より,ここで開発したセンサー装置は可逆的であり,広いホルムアルデヒド濃度範囲の検出,たとえば,20ppmから10ppbまで,に適していることが分かった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *化学センサ ,  ガラス ,  多孔質体 ,  含浸 ,  *ナトリウム化合物 ,  *亜硫酸塩 ,  塩化水素 ,  *呈色反応 ,  可逆反応 ,  吸収係数 ,  濃度依存性 ,  検量線 ,  ガスセンサ ,  脂肪族アルデヒド ,  芳香族アミン ,  ポリエン ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  第一アミン
準シソーラス用語： *Schiff試薬 ,  *亜硫酸ナトリウム

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  有害ガス調査測定  (SB03050T)

物質索引 (2件)： ホルムアルデヒド ,  フクシン

タイトルに関連する用語 (6件)： 試薬 ,  含浸 ,  多孔質ガラス ,  ホルムアルデヒド ,  検知装置 ,  開発