文献

J-GLOBAL ID：200902236413282719   整理番号：08A1134748

アーユルベーダの伝統的薬物であるSalacia prinoides由来のもう1種類のチオ糖スルホニウム硫酸,サラプリノールの合成と絶対立体化学の解明

Synthesis and elucidation of absolute stereochemistry of salaprinol, another thiosugar sulfonium sulfate from the ayurvedic traditional medicine Salacia prinoides

著者 (6件)： TANABE Genzoh (Kinki Univ., Osaka, JPN) ,  SAKANO Mika (Kinki Univ., Osaka, JPN) ,  MINEMATSU Toshie (Kinki Univ., Osaka, JPN) ,  MATUSDA Hisashi (Kyoto Pharmaceutical Univ., Kyoto, JPN) ,  YOSHIKAWA Masayuki (Kyoto Pharmaceutical Univ., Kyoto, JPN) ,  MURAOKA Osamu (Kinki Univ., Osaka, JPN)
資料名： Tetrahedron  (Tetrahedron)
巻： 64  号： 43  ページ： 10080-11086  発行年： 2008年10月20日 
JST資料番号： E0234A  ISSN： 0040-4020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2-O-ベンジルグリセロールの1,3-環状硫酸エステルとチオ糖,1,4-ジデオキシ-1,4-エピチオ-D-アラビニトールのカップリング反応をキー反応としてサラプリノール及びepi-サラプリノールを合成した。両化合物のNMRデータも示した。また,X線構造解析により,サラプリノールの側鎖中の不斉中心が(S)-配置であることを明らかにした。サラプリノールはインド,スリランカ,及び東南アジア諸国で糖尿病治療のために使用されてきたSalacia prinoides(ニシキギ科)の根及び樹幹から単離されたα-グリコシダーゼ阻害活性を有するチオラン誘導体である

シソーラス用語： *硫黄複素環化合物 ,  スルホニウム ,  無機酸エステル ,  硫酸 ,  エピマ ,  *ニシキギ科 ,  根 ,  樹幹 ,  薬用植物 ,  グリコシド結合ヒドロラーゼ ,  酵素阻害 ,  *血糖降下薬 ,  化学合成 ,  結晶構造 ,  陽子磁気共鳴 ,  炭素13NMR ,  二次代謝産物 ,  絶対配置 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： Salacia prinoides ,  糖尿病治療薬

分類 (3件)： チオフェン  (CF07074D) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  薬物の合成  (GV01030F)

物質索引 (5件)： グリセロール ,  5-(ベンジルオキシ)-1,3,2-ジオキサチアン2,2-ジオキシド ,  (2R)-3β,4α-ジヒドロキシテトラヒドロチオフェン-2α-メタノール ,  サラプリノール ,  (2R)-1-[(R)-2-ヒドロキシ-3-(オキシラトスルホニルオキシ)プロピル]-2α-(ヒドロキシメチル)-3β,4α-ジヒドロキシテトラヒドロチオフェン-1-イウム

タイトルに関連する用語 (7件)： アーユルベーダ ,  薬物 ,  チオ糖 ,  スルホニウム ,  硫酸 ,  サラプリノール ,  立体化学