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J-GLOBAL ID:200902236651714708   整理番号:09A1052504

フェノール樹脂からつくった硬質炭素の細孔構造の129Xe NMRによる研究

Pore Structure of Hard Carbon Made from Phenolic Resin Studied by 129Xe NMR
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  号: 10  ページ: 1232-1239 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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1073~1473Kで加熱することによって二種のフェノール樹脂からつくった硬質炭素試料の細孔構造を129Xe NMRによって調べた。一般的なガス吸着法によって正確に解析するのは難しい,熱処理温度による硬質炭素試料の細孔構造の差を,キセノンガス吸着の平衡状態でXe NMRによって評価できた。0.1MPaキセノン雰囲気下で前駆体を加熱することによって生成した炭素試料は,それらのほぼ同一の粉末X線回折(XRD)パターンにもかかわらず,減圧下で加熱した炭素より強いNMRシグナルを示した。この方法を適用して,1073~1473Kの間の加熱温度へのNMRスペクトルの依存性を調べた。小さな粒子からなる炭素試料は約102ppmのほぼ一定なシフト値を示したが,大きな粒子を有する他の試料のピークは加熱温度により118~82ppmの間でシフトした。従って,各試料のほぼ全ての入口は1273Kを超えると閉じた。キセノンガスによる改良熱処理でNMRを用いて,硬質炭素の外表面からアクセスするのは難しい硬質炭素中の細孔を評価した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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無機化合物一般及び元素  ,  無機化合物の磁気共鳴スペクトル(分子) 
引用文献 (56件):
  • 1) J. R. Dahn, A. K. Sleigh, H. Shi, B. M. Way, W. J. Weydanz, J. N. Reimers, Q. Zhong, U. von Sacken, in Lithium Batteries: New Materials, Development and Perspectives (Industrial Chemistry Library Vol. 5), ed. by G. Pistoia, Elsevier, Amsterdam, 1994, Vol. 5, pp. 1–47.
  • 2) Y. Tanjo, T. Abe, H. Horie, T. Nakagawa, T. Miyamoto, K. Katayama, Soc. Automot. Eng., [Spec. Publ.]SP 1999, SP-1417, 51.
  • 3) K. Gotoh, M. Maeda, A. Nagai, A. Goto, M. Tansho, K. Hashi, T. Shimizu, H. Ishida, J. Power Sources 2006, 162, 1322.
  • 4) E. Fitzer, W. Schaefer, S. Yamada, Carbon 1969, 7, 643.
  • 5) T.-H. Ko, W.-S. Kuo, Y.-H. Chang, Polym. Compos. 2000, 21, 745.
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