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J-GLOBAL ID:200902236687119814   整理番号:08A0328319

補酵素B12依存性ジオールデヒドラターゼにおいてヒスチジン-α143は1,2-ヒドロキシル基移動を補助しラジカル中間体を保護する

Histidine-α143 Assists 1,2-Hydroxyl Group Migration and Protects Radical Intermediates in Coenzyme B12-Dependent Diol Dehydratase
著者 (10件):
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巻: 47  号: 10  ページ: 3162-3173  発行年: 2008年03月11日 
JST資料番号: B0270B  ISSN: 0006-2960  CODEN: BICHAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Klebsiella oxytocaジオールデヒドラターゼは,基質C2のヒドロキシル基が移動してHisα143に水素結合する。この必須残基のHisα143を部位特異的に変異させた酵素を大腸菌に発現・精製して酵素活性を調査した。Hα143Q変異体は,野生型酵素の34%の活性を示した。Hα143AとHα143Lは活性の痕跡を示した。基質C2と残基α143側鎖のヒドロキシル基間の水素結合相互作用が,触媒作用ばかりではなくラジカル中間体保護に重要なことを明らかにした。(αβγ)2複合体を形成しないHα143KとHα143Eは不活性であった。1,2-プロパンジオールによるHα143Aホロ酵素不活性化に対して,有機ラジカルパートナーのないコバラミンが蓄積し,5′-デオキシアデノシンが補酵素アデノシル基から定量的に形成され,アポ酵素自身は傷害を受けなかった。したがって,この不活性化は機構に基づいた不活性化であると考えられた。Hα143Qホロ酵素は,基質がない場合に野生型より非常に遅い速度でO2による不可逆的不活性化を生じた。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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