文献

J-GLOBAL ID：200902236748359490   整理番号：09A0032379

即発γ線分析による火山岩中のホウ素および他の元素の決定: 西南日本,九州島におけるマグマ発生への応用

Determination of boron and other elements in volcanic rocks by prompt gamma-ray analysis: An application to magma genesis in Kyushu island, SW-Japan

著者 (5件)： MIYOSHI M. (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  SHIMONO M. (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  HASENAKA T. (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  SANO T. (National Museum of Nature and Sci., Tokyo, JPN) ,  FUKUOKA T. (Rissho Univ., Saitama, JPN)
資料名： Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry  (Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry)
巻： 278  号： 2  ページ： 343-347  発行年： 2008年11月 
JST資料番号： B0949B  ISSN： 0236-5731  CODEN： JRNCDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中性子誘起即発γ線放射化分析(PGAA)を,火山弧系における物質循環の議論において重要な元素である火山岩中のホウ素の決定に適用した。九州における海洋地殻の再生を評価するために,この地域の玄武岩中に含まれるホウ素および他の元素を分析した。火山フロントにある玄武岩は高いB/Nb(2.9-3.7),B/Zr(0.1-0.2)およびB/Sm(2.8-6.0)比を持つが,背弧海盆にある玄武岩はこれらの比がそれぞれ極めて低い(<0.5;<0.1;0.5-1.7)。これは火山フロントにおいては,火山弧地殻に対し沈み込んだ海洋地殻の再生が限定されていることを示す。

シソーラス用語： *火山岩 ,  *即発γ線 ,  *分光分析 ,  *ホウ素 ,  九州地方 ,  *マグマ ,  *島弧 ,  海洋地殻 ,  *玄武岩 ,  海盆
準シソーラス用語： *γ線分析法 ,  火山フロント ,  *火山弧 ,  背弧海盆

分類 (2件)： 放射化学的分析一般  (CC06010J) ,  火山岩  (DE07040E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 即発γ線 ,  分析 ,  火山岩 ,  ホウ素 ,  元素 ,  西南日本 ,  九州 ,  マグマ ,  応用