文献
J-GLOBAL ID:200902236928088311   整理番号:09A0978710

ユーグレナの栄養素と他の有用な食資源との栄養素の比較

Comparison of Nutrients in Euglena with those in Other Representative Food Sources
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 81-86 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: L1390A  ISSN: 1347-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
著者らは,光合成微小藻類のEuglena gracilisを利用した新しい食物生産システムの開発を計画している。前の著者らの報告では,ユーグレナの成長と栄養塩含有量に与えるCO2濃度(0.04%と10%)と光質(赤と青色)の影響を調べた。著者らは,ユーグレナの量子収量は高等植物より大きく,CO2が10%の条件で,赤と青色(PPFD率=9:1)光照射が成長とタンパク質とパラミロン(β-1.3-グルカン)の含有量には最適で,これに比べて,0.04%のCO2条件での青色光照射は,抗酸化ビタミンの含有量に関して最適であることを見出した。本報告では,ユーグレナのこれら栄養素の質を,他の藻類(タンパク質),酵母(ビタミン)と比較して調べた。ユーグレナのタンパク質は,牛乳カゼイン同様に,正味タンパク質利用率が79.9と高く,アミノ酸価88のバランスの取れた大量の必須アミノ酸から構成されていた。ユーグレナのトリグリセリドは,大量のアラキドン酸同様,特に人間にとって必須の脂肪酸であるリノール酸やリノレン酸のような主に不飽和脂肪酸から構成されていた。また,ユーグレナ細胞は良いビタミン源である酵母より高いレベルのビタミンやミネラルを含有していた。さらに,ユーグレナ細胞はパラミロンを蓄積していた。ユーグレナ細胞は新しい食資源システムでの利用に適切であると結論付けた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価 
引用文献 (36件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る