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J-GLOBAL ID：200902237077879678   整理番号：09A0432195

化学物質と瀬戸内海 大阪湾における有機フッ素化合物(PFOA及びPFOS)汚染の現状と課題

著者 (1件)： 八木正博 (神戸市環境保健研)
資料名： 瀬戸内海  (Scientific Forum of the Seto Inland Sea)
号： 57  ページ： 10-13  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： L1038B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 下水処理施設にて除去できない化学物質はそのまま海洋汚濁の原因となる。ここでは大阪湾におけるPFOAおよびPFOSの汚染の現状について紹介した。これらは化学的に安定であり,生分解性も受けにくい残留性物質である。神戸沿岸海域におけるPFOA濃度分布の推移を示し,発生源について言及した。これらには動物実験で発癌性や発育毒性が報告されており,使用の全廃に向けて代替物質情報収集と実態把握が求められる。

シソーラス用語： 微生物分解性 ,  *有機フッ素化合物 ,  *海洋汚濁 ,  汚染源 ,  界面活性剤 ,  残留性 ,  発癌物質 ,  脂肪酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  スルホン酸

分類 (2件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (2件)： PFOA ,  PFOSA

引用文献 (8件)：

• 原田浩二ら: 環境技術, 37, 315-319(2008),
• 小泉昭夫ら: 環境技術, 37, 311-314(2008).
• 八木正博: 第17回環境化学討論会講演要旨集 574-575(2008) 神戸
• 八木正博: 第11回日本水環境学会シンポジウム要旨集 (2008) 神戸
• 環境省環境安全課: 化学物質と環境・平成15年度化学物質分析法開発調査報告書, 37-50(2004).

タイトルに関連する用語 (8件)： 化学物質 ,  瀬戸内海 ,  大阪湾 ,  有機フッ素化合物 ,  PFOA ,  PFOS ,  汚染 ,  現状