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J-GLOBAL ID:200902237289273648   整理番号:08A0926435

W/O/Wエマルションの内水相中に包含させたLactobacillus acidophilusのモデル腸液中の胆汁酸塩からの保護

Protection of Lactobacillus acidophilus from bile salts in a model intestinal juice by incorporation into the inner-water phase of a W/O/W emulsion
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 281-285  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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乳酸菌はプロバイオティクスとして注目が増しているが,その生存性は酸性の胃液や胆汁酸など宿主の種々の消化経過に影響される。細胞毒性のある胆汁酸へのLactobacillus acidophilus JCM1132の保護を,W/O/Wエマルションの内水相中に細菌を包含させて調べた。グリコデオキシコール酸ナトリウムとグリコエノデオキシコール酸ナトリウム(共に6mM/L)は細胞生存率を有意に減少させ,その菌を直接pH7で2hrの条件で分散させると,5.2×106から,それぞれ4.0×103及び1.3×102cfu/mlに減少させる。しかし,W/O/Wエマルションの内水相中にそれらを包含させると,生存率はそれぞれ1.6×106と2.3×104cfu/mlに改善された。細菌を含まないエマルション溶液中では細菌の生存性が非常に低いので,この改善は細菌がエマルション中に包含されたためである。デオキシコール酸ナトリウムがW/O/Wエマルションの内水相中に包含した細菌生存性を減らすとはいえ,包含によって一次及び二次胆汁酸に対する細菌の生存性を有意に改善した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の品質  ,  食品の化学・栄養価 
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