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J-GLOBAL ID:200902237383515760   整理番号:09A0749207

マウスの喰殺について(1)里親と里仔が異系統の場合の喰殺率

The Cannibalism of mouse (1) Cannibalism ratios in the case of foster parents between foster infants are different
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 3-8  発行年: 2009年06月30日 
JST資料番号: Y0680A  ISSN: 0387-978X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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抄録/ポイント
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喰殺が少なく里親として適した系統を検索するために,ICR系3系統,Slc:ddY,近交系4系統について検討した。里親として各系統10匹ずつを用い,そのうち1)5匹は里仔のみを哺育させ,2)他の5匹は実仔2匹に里仔2~8匹を加え哺育させた。里親にICR系3系統を用いた場合はC3H/He系3系統,C57BL/6系3系統を,Slc:ddYを用いた場合はC3H/HeSlc,C57BL/6CrSlcを,近交系を用いた場合にはSlc:ICRをそれぞれ里仔に用いた。何れの系統を里親に用いても,里仔の総匹数367匹中298匹(81.1%)が24時間以内に喰殺されていた。里親にICR系3系統を用い,里仔にC3H/He系3系統を用いた場合の喰殺率は,1)では100%であった。2)では20.0%~56.0%であった。里仔にC57BL/6系3系統を用いた場合の喰殺率は,1)では82.0%~100%であった。2)では16.1%~50.0%であった。里親にSlc:ddYを用い,里仔にC3H/HeSlc,C57BL/6CrSlcを用いた場合の喰殺率は,1)ではC3H/HeSlcで37.0%,C57BL/6CrSlcで86.6%であった。2)ではC3H/HeSlcで27.5%,C57BL/6CrSlcで60.9%であった。C3H/HeSlc,C57BL/6CrSlcを里親にした場合の喰殺率は,1),2)ともに0~7.5%であった。BALB/cCrSlc,DBA/2CrSlcを里親にした場合の喰殺率は,1),2)ともに3.3~22.5%であった。4系統の近交系を里親にした場合,1),2)ともにICR系3系統,Slc:ddYよりも喰殺率は低値であった。C3H/HeSlcが里親の場合に,1),2)ともに喰殺率が0%であり,今回の調査では4近交系のマウスが里親に適していると考えられる。(著者抄録)
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