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J-GLOBAL ID：200902237436039044   整理番号：09A1207217

自律型3モータ制御ロボット教材を用いた授業による学習効果の検討

Investigation of the Effect of Curriculum for Students to Learn Manufacturing and Programming to Control an Autonomous Mobile Arm-Equipped Robot as a Teaching Material

著者 (4件)： 紅林秀治 (静岡大) ,  青木浩幸 (高麗大) ,  室伏春樹 (静岡市清水第一中) ,  江口啓 (静岡大)
資料名： 日本産業技術教育学会誌  (Journal of the Japan Society of Technology Education)
巻： 51  号： 3  ページ： 195-202  発行年： 2009年10月31日 
JST資料番号： L4304A  ISSN： 0286-5580  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自律型3モータ制御ロボット教材を用いた制御学習の授業とその学習効果について述べる。筆者らは独自に開発した制御学習用教材を用いて,中学校「技術・家庭」における「ものづくり学習」と「情報の学習」の融合を試みた。二つの学習を融合するために,中学校で行われているロボットコンテストの課題を制御学習に取り入れた。それによる学習効果は,授業を通して機械,電気,コンピュータ,プログラムを総合的に学ぶことができると同時に,それらが調和して機能するシステムについて学習できることであると,筆者らは考えた。それらの検証のために,中学校において授業を実践した。その結果,本教材を用いた授業により,「機械や電気やコンピュータのことが広く学ぶことができる」だけでなく「機械や電気やコンピュータが関連しあいながら成り立つシステムの仕組みを類推できるようになる」ことが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： 学校教育 ,  *中学校 ,  技術教育 ,  情報処理 ,  カリキュラム ,  *教材 ,  知能ロボット ,  モータ制御 ,  プログラム学習 ,  教育効果 ,  *自律ロボット ,  *情報教育 ,  教育
準シソーラス用語： *ものづくり教育 ,  教材開発 ,  実践教育 ,  学習効果

分類 (2件)： 技術教育  (IA01050S) ,  技術教育  (JA01050T)

引用文献 (21件)：

• 紅林秀治. 自律型3モータ制御用ロボット教材の開発. 日本産業技術教育学会誌. 2009, 51, 1, 7-16
• 村松浩幸. ITの授業革命「情報とコンピュータ」. 2000, 10
• 川俣純. 技術科の授業を創る-学力への挑戦-. 1999, 186-187
• 文部科学省. 中学校学習指導要領解説 技術・家庭編. 2008, 32-37
• 桜井宏. 社会教養のための技術リテラシー. 2006

タイトルに関連する用語 (6件)： 自律 ,  モータ制御 ,  ロボット ,  教材 ,  授業 ,  学習効果