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J-GLOBAL ID：200902237787044095   整理番号：09A0894800

ポリ(エチレンテレフタレート)繊維のレーザー延伸における繊維構造発現の分子量依存性

Molecular Weight Dependence of Fiber Structure Development in the Laser Drawing of Poly(ethylene terephthalate) Fibers

著者 (8件)： KIM Kyoung Hou (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  YAMAGUCHI Takayoshi (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  OHKOSHI Yutaka (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  GOTOH Yasuo (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  NAGURA Masanobu (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  URAKAWA Hiroshi (Kyoto Inst. Technol., Kyoto, JPN) ,  KOTERA Masaru (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KIKUTANI Takeshi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics  (Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics)
巻： 47  号： 17  ページ： 1653-1665  発行年： 2009年09月01日 
JST資料番号： C0346B  ISSN： 0887-6266  CODEN： JPLPAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 繊維温度測定とオンラインWAXD分析から,非晶質PET繊維の連続的ネック延伸中での繊維構造発現に及ぼす分子量の影響を調べた。またエネルギー収支方程式を用いて繊維温度をシミュレーションした。ネック点直後のシミュレーション温度は分子量により相違して増加したが,測定ではこのような差は認められなかった。シミュレーション温度の差異は分子量増加によるポテンシャルエネルギー増大によりもたらされたもので,繊維構造発現初期の遅延効果を結果した。オンラインX線測定(分割時間0.5±0.06ms)から,ネック点以後1ms以内に二次元的配列メソ相が形成されミクロフィブリル構造に進化することがわかった。二次元配列構造消滅のための時間は分子量が大きいと増加し,遅延効果として現われた。二次元配列構造からPET結晶への変化速度は分子量に依存しなかった。

シソーラス用語： *ポリエチレンテレフタレート繊維 ,  *延伸 ,  レーザ照射 ,  オンライン処理 ,  温度 ,  シミュレーション ,  時間依存性 ,  結晶化 ,  分子配向 ,  部分照射 ,  広角X線回折 ,  繊維構造 ,  分子量依存性
準シソーラス用語： *ネッキング ,  経過時間依存性

分類 (3件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  紡糸・製糸一般  (YM03010O) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (8件)： エチレン ,  テレフタレート ,  繊維 ,  レーザー ,  延伸 ,  繊維構造 ,  発現 ,  分子量依存性