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J-GLOBAL ID:200902237931298650   整理番号:09A1160155

透過型電子顕微鏡によるシュードタキライトに含まれるアモルファス物質の起源の識別

Distinguishing the origins of various amorphous materials in pseudotachylyte by transmission electron microscopy
著者 (2件):
資料名:
巻: 115  号: 10  ページ: 503-511  発行年: 2009年10月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島県畑川破砕帯の溶融起源シュードタキライトの基質において透過型電子顕微鏡(TEM)観察を行った結果,明視野像で均質なコントラストを示す不定形なアモルファス物質が確認された。一方,長野県飯田松川断層の粉砕起源シュードタキライトの基質にはナノメートルサイズのアモルファス物質が認められ,そのTEM組織は畑川破砕帯のものとは異なっている。さらに,それぞれのシュードタキライトの母岩を用いた溶融実験と低速剪断実験による粉砕によって生成したアモルファス物質でも同様にTEM組織の違いが認められた。以上のことはシュードタキライトに存在するアモルファス物質の起源がTEM組織によって識別可能であることを示している。(著者抄録)
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 
引用文献 (54件):
  • Allen, A. R., 1979, Mechanism of frictional fusion in fault zones. Jour. Struct. Geol., 1, 231-243.
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