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J-GLOBAL ID：200902237946989489   整理番号：08A0262831

低温高速キャビテーション流のための新しい気泡寸法分布モデル

New Bubble Size Distribution Model for Cryogenic High-speed Cavitating Flow

著者 (3件)： ITO Yutaka (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  TOMITAKA Kazuhiro (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  NAGASAKI Takao (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： 航空原動機・宇宙推進講演会講演論文集(CD-ROM)  (Proceedings of Asia Joint Conference on Propultion and Power (CD-ROM))
巻： 2008  ページ： ROMBUNNO.D2-2  発行年： 2008年 
JST資料番号： Z0894B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液体燃料ロケットエンジンのターボポンプにおける低温高速キャビテーション流の数値シミュレーションに用いる気泡寸法分布モデルを開発した。この新しいモデルは,以前に著者達が提案した,計算領域の各格子点において気泡寸法座標に関しEuler的枠組みの下で気泡の数密度を気泡寸法の関数として解くモデルに基づいている。旧モデルでは,液体と気泡との間の圧力差による気泡の成長/減衰がRayleigh-Plesset方程式に基づいて厳密に計算されたが,蒸発/液化の進み方を支配する液体と気泡との間の非定常熱伝達は,一定の温度差の下での非定常熱伝導の理論解により近似された。本研究では,キャビテーション流に対する正確で効率の良い数値シミュレーションコードを確立するため,気泡の周囲における液体の非定常温度場をも厳密な形で解く。この新しいモデルにより,単一の気泡の成長/減衰および核化を伴う気泡群の成長を模擬することに成功した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *キャビテーション ,  数値解析 ,  *気泡径分布 ,  流体力学的模型 ,  低温 ,  液体ロケットエンジン ,  *ターボ形ポンプ ,  熱伝達 ,  温度場
準シソーラス用語： 数値シミュレーション ,  非定常温度場 ,  非定常熱伝達

分類 (2件)： ポンプ,各種揚水装置  (QD05030P) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 低温 ,  キャビテーション ,  気泡 ,  分布モデル