文献

J-GLOBAL ID：200902238035930696   整理番号：09A0481163

住宅に対するLCC02規制による国産材の需要喚起に関する考察

著者 (2件)： 中通健一 (筑波大 大学院生命環境科学研究科) ,  氷鉋揚四郎 (筑波大 大学院生命環境科学研究科)
資料名： 環境共生  (Journal of Human and Environmental Symbiosis)
巻： 16  ページ： 54-63  発行年： 2009年04月20日 
JST資料番号： L5453A  ISSN： 1346-3489  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 林業の衰退,森林の荒廃が目立つ背景の下で,対策として温室効果ガス削減を念頭においた林業の活性化が課題となっている。国産材の需要を喚起させるための施策について考察を行った。国内森林の意義と現状について整理し,需要喚起策の施策を考え,その実現可能性評価を行った。既存森林管理によるCO₂吸収量を木材需要者サイドに帰属させた住宅のライフサイクルCO₂排出量規制により,国産材の需要を喚起させる可能性があることを明らかにできた。

シソーラス用語： 住宅建設 ,  ライフサイクル ,  二酸化炭素 ,  *温室効果ガス ,  *造林 ,  資源管理 ,  建設材料 ,  木材 ,  森林管理 ,  排出量低減
準シソーラス用語： 排出削減

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (11件)：

• 林野庁 (2003): 『地球温暖化防止吸収源対策の推進のための国民支援に関する研究会 (第3回) 参考資料「吸収量確保の見通しについて (試算)」』, 林野庁企画課
• 財団法人日本不動産研究所 (2007): 『山元素地及び山元立木価格調』, 財団法人日本不動産研究所
• 林野庁 (2007): 『木材産業の体制整備及び国産材の利用拡大に向けた基本方針』, 林野庁林政部木材産業課、同木材利用課
• 日本学術会議 (2001): 『地球環境・人間生活にかかわる農業及び森林の機能の評価について (答申) 及び同関連付属資料』, 林野庁森林整備部計画課
• 藤原敬 (2002): 『「ウッドマイルズ」(木材総輸送距離) と地域材利用住宅』, 財団法人日本木材総合情報センター「木材情報」, 2002年8月号, pp. 6-10

タイトルに関連する用語 (4件)： 住宅 ,  規制 ,  国産材 ,  需要喚起