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J-GLOBAL ID:200902238625551100   整理番号:09A0733442

再解析データセットと気候モデルシミュレーションに基づく夏のアジアジェットに沿う波状テレコネクションパターンの力学的特性の解析

Analysis on the Dynamics of a Wave-like Teleconnection Pattern along the Summertime Asian Jet Based on a Reanalysis Dataset and Climate Model Simulations
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 561-580 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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JRA25データセットに基づく解析から表題波状パターンが自由定常Rossby波列の特徴を持つと言う共通概念を確かめた。しかし,解析結果によるとこれの更に本質的な特徴は力学的モードで,傾圧的アジアジェットによる有効位置エネルギーの抽出がこれの自己維持に高く効果的であった。更に,解析からアジアジェットの微妙な帯状非対称性に対する順圧エネルギー変換の高感度も明らかにし,これは西のジェットコア周辺の最強渦度偏差のこての重要因子で,これが観測のように波列の好適長さ方向位相配列を決定した。事実,北半球夏に対する観測平均状態に関して線形化した全球傾圧モデルの特異値分解は構造とエネルギー収支に関して上記は状パターンと類似な摂動を識別した。平均流の形態がこの波状パターンの卓越位相を,子午面位置と波数と同様に,決定する事を指示した。上記の特徴はCMIP3に参加した気候モデルでシミュレートした現在気候におけるパターンの再現性の査定と説明に有用である事を見出した。このパターンは多くのモデルが見出した上部対流圏の子午面風変動の卓越モートして識別されるので,帯状構造を含む平均アジアジェット再現でき,これは観測解析で明らかにした波状パターンの力学的特性を確かめた。この解析に基いて,このパターンのモデル再現性を査定する基準を提示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大規模擾乱,台風,大気重力波 

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